こんにちは!
これまでの記事では「FXとは?」や「通貨ペアの特徴」を紹介しました。
今回は、初心者が必ず理解しておくべきレバレッジについて詳しく解説します。
レバレッジとは?
レバレッジとは、少ない資金で大きな金額を取引できる仕組みです。
日本国内のFX会社では最大25倍まで認められており、10万円を口座に入金すると最大250万円分の取引ができます。
株式投資だと「持っている資金分」しか取引できませんが、FXはレバレッジを利用することで効率的に資金を運用できる点が大きな特徴です。
レバレッジのメリット
- 少額から始められる
1万円〜数万円でもFXをスタートできるため、初心者にとって挑戦しやすい。 - 利益を効率的に狙える
値動きが小さくても、レバレッジをかけることで大きな利益につながる可能性がある。 - 資金効率が高い
株や不動産投資と比べても少額で大きな投資体験ができるので、学習コストとしても優秀。
👉 関連記事:FXとは?初心者でもわかる仕組みと始め方
レバレッジのリスク
しかし、レバレッジには大きな注意点もあります。
- 損失も拡大する
10万円の資金で25倍の取引をした場合、数円の値動きで資金を大きく失う可能性があります。 - ロスカットの仕組み
証拠金維持率が一定以下になると強制的に決済(ロスカット)されます。これは損失を限定するための仕組みですが、急な相場変動で一気に資金が減るリスクがあります。 - 精神的なプレッシャー
倍率を高くしすぎると、少しの値動きで資金が大きく減るため、冷静な判断ができなくなる人もいます。
👉 参考:金融庁 外国為替証拠金取引について
初心者におすすめの倍率は?
初心者におすすめのレバレッジは3倍〜5倍程度です。
理由は以下の通りです。
- 相場が逆に動いても致命的な損失になりにくい
- 取引の練習をしながら余裕を持って学べる
- 感情に流されず冷静にトレードを続けられる
私が思うにまずは低レバレッジで小額取引を繰り返し、経験を積んでから倍率を上げるのが王道です。
海外FX会社のように「500倍」などの高倍率も存在しますが、初心者には非常に危険なので避けましょう。
レバレッジを安全に使うコツ
- 損切りラインを必ず設定する
- 経済指標やイベント前はポジションを減らす
- 資金の余裕を持って取引する(資金全額を1回に使わない)
この3つを守るだけでも、リスクは大幅に軽減されます。
まとめ
- レバレッジ=少ない資金で大きな取引ができる仕組み
- メリット:少額から始められ、効率よく利益を狙える
- デメリット:損失も拡大するため注意が必要
- 初心者は低レバレッジ(3〜5倍)+小額取引からスタートすると安全
👉 明日は「スプレッドと手数料」について解説します!
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