ロットとレバレッジの基礎|初心者が必ず理解すべきリスク管理の第一歩

リスク管理シリーズ

こんにちは!

今日から「リスク管理シリーズ」を始めます。
第1回目は ロットとレバレッジ。FXで取引を始めると必ず出てくる言葉ですが、これを正しく理解しないと大きな損失につながります。


ロットとは?

ロットとは、FXにおける取引数量の単位です。
日本のFX会社では一般的に

  • 1ロット = 1万通貨
  • 0.1ロット = 1000通貨(ミニ口座の場合)

例:ドル円を1ロット(1万通貨)で取引すると、1円動くごとに 1万円の損益 が発生します。


レバレッジとは?

レバレッジとは、証拠金の何倍もの資金を動かせる仕組みです。
日本のFXでは最大25倍まで設定可能。

例:証拠金4万円でレバレッジ25倍をかけると、100万円分の取引が可能になります。


ロットとレバレッジの関係

  • 大きなロット × 高レバレッジ = ハイリスク・ハイリターン
  • 小さなロット × 低レバレッジ = ローリスク・ローリターン

初心者は 低ロット+低レバレッジ から始めるのが安全です。

👉 関連記事:初心者におすすめの通貨ペアランキング


ロット・レバレッジを決める実践目安

  • 初心者はまず0.1ロット(1000通貨)
  • 1回の損失は証拠金の2〜3%以内に抑える
  • レバレッジは実効レバレッジ5倍以下

例:証拠金10万円なら、1回の損失目安は2000〜3000円以内。


メリットとデメリット

メリット

  • 少額でも大きな取引が可能
  • 効率的に資金を活用できる

デメリット

  • 設定を誤ると一瞬で資金がなくなる
  • 損失が膨らむスピードが速い

👉 参考:金融庁|FX取引の仕組み


初心者がやりがちな失敗

  • 大きなロットで取引を始める → 損失が膨らみ即退場
  • レバレッジを最大で使う → 強制ロスカットされやすい
  • 損切りを設定しない → 計画外の大損につながる

まとめ

  • ロット=取引数量、レバレッジ=資金を増幅させる仕組み
  • 初心者は「少ロット・低レバレッジ」でスタートが安全
  • 1回の損失は資金の2〜3%以内に抑えるルールを守る
  • ロットとレバレッジを理解することが、FXで生き残る第一歩

👉 明日は「損切りの重要性」を解説します!

コメント

タイトルとURLをコピーしました