こんにちは!
「リスク管理シリーズ」第3回目は、資金管理の基本ルール を解説します。
FXは「いかに資金を守るか」が勝敗を分けるポイント。トレード技術よりも資金管理が重要といわれるほどです。
資金管理が重要な理由
- 資金がなくなれば退場
どんなに優れた手法でも資金が尽きれば再挑戦できない。 - 安定した取引が可能
ルールを守ることで、感情に左右されない安定した運用ができる。 - 大損リスクを避けられる
無理なロットやナンピンを避けることで、長期的に生き残れる。
👉 関連記事:損切りの重要性|初心者が絶対に守るべきFXの鉄則
基本ルール①:1回の損失は資金の2〜3%以内
例:資金10万円の場合 → 1回の損失は2000〜3000円以内に設定。
損切りをルール化しておけば、連敗しても資金が急減することを防げます。
基本ルール②:ロットを調整する
- ロットは資金量に応じて柔軟に調整する
- 目安:資金10万円なら0.1ロット(1000通貨)スタート
- 「損失許容額」から逆算してロットを決めるのが正解
基本ルール③:ナンピンは極力避ける
ナンピン(負けているポジションに追加でエントリー)は、資金を一気に減らす最大の原因。
初心者は避けるのが鉄則です。
基本ルール④:リスクリワード比を意識
- 損切り幅:20pips
- 利確幅:40pips
このように リスクリワード1:2以上 を心がければ、勝率50%以下でも利益が残ります。
基本ルール⑤:資金を分散させる
- 全資金を1つの口座や1つの通貨ペアに集中させない
- 複数の通貨ペアや戦略に分けてリスクを抑える
👉 参考:金融庁|投資のリスク管理
初心者がやりがちな失敗
- 勝ったときにロットを急に増やす
- 口座資金ギリギリまで取引する
- 損失を取り返そうと無計画にトレードする
まとめ
- 資金管理は「長く相場に残るための防御策」
- 1回の損失は2〜3%以内に抑える
- ロット調整・リスクリワード比・ナンピン禁止が鉄則
- 感情を排除し、資金を守ることがFX成功の第一歩
👉 明日は「メンタル管理(感情に流されない方法)」を解説します!
コメント