ローソク足とは?
ローソク足は、始値・高値・安値・終値を1本で表すチャートの形です。日本発祥のテクニカル指標で、今では世界中のトレーダーが使っています。
- 始値(Open):期間の最初の価格
- 高値(High):最も高かった価格
- 安値(Low):最も安かった価格
- 終値(Close):期間の最後の価格
👉 上昇=陽線(白や緑)、下降=陰線(黒や赤)として描かれます。
👉 「実体」と「ヒゲ」で相場の勢いや迷いを視覚化します。
ローソク足の基本的な見方
- 実体が長いローソク足:強いトレンド
- ヒゲが長いローソク足:一時的な反発や迷い
- 十字線(実体が短い):均衡や転換のサイン
ローソク足は単なる図形ではなく、市場参加者の心理を映し出しています。
代表的なローソク足パターン
大陽線・大陰線
トレンド発生や加速を示す力強いサイン。
トンボ・トンカチ
ヒゲが長い足で、反転の可能性を示すことがある。
包み足(はらみ足)
前の足を大きく覆う形で、流れの転換に注目されやすい。
初心者が意識すべきポイント
- 単体では判断しない
→ 1本の足だけで結論を出すのは危険。複数の流れを組み合わせて考える。 - 時間軸を統一する
→ 5分足・1時間足・日足など、時間軸によって見え方が変わる。 - ダマシに注意
→ 反転に見えても逆行するケースが多い。必ず確認を重ねる。
関連記事
👉 これらの記事と組み合わせることで、チャート分析だけでなく実践的なトレードスタイルも理解できます。
参考にした外部リソース
まとめ
ローソク足はFXチャート分析の基礎であり、相場心理を視覚的に理解する手段です。
まずは基本の形と意味を押さえ、日々のチャートを観察することから始めましょう。実際に目で見て、どのように値動きが表れるかを確認することで理解が深まります。
コメント