こんにちは!
これまでの記事では「FXとは?」「通貨ペア」「レバレッジ」について解説してきました。
今回は、初心者が意外と見落としやすいスプレッドと手数料について詳しく解説します。
スプレッドとは?
スプレッドとは、買値(Ask)と売値(Bid)の差額のことを指します。
この差が実質的な「取引コスト」となり、取引をするたびに必ず発生します。
例:ドル円のレートが
- 買値:150.02円
- 売値:150.00円
→ スプレッドは0.2銭(0.02円)
つまり、ポジションを持った瞬間に0.2銭分のコストがかかるということです。
なぜスプレッドが重要なのか?
- 取引回数が多いほどコストが積み重なる
- スキャルピング(短期売買)では特に重要
- 業者によってスプレッドが違うため、比較が必要
初心者はスプレッドを理解していないと「知らないうちに損していた」というケースが多いのです。
👉 関連記事:FXのレバレッジとは?初心者でもわかる仕組みと注意点
FXにかかる手数料
現在の国内FX業者の多くは取引手数料無料です。
その代わり、スプレッドで利益を得ているため、実質的にスプレッドが「手数料」と言えます。
ただし、海外FX業者や一部の口座タイプでは取引ごとに数百円の手数料がかかる場合もあります。
「手数料無料だから安心」と思わず、実際のコストを確認することが大切です。
スプレッドの比較例
通貨ペアごとにスプレッドの広さは異なります。
- ドル円:0.2銭〜0.3銭
- ユーロドル:0.4pips前後
- ポンド円:1.0銭前後
スプレッドは相場の状況や時間帯によっても変動します。
初心者はまずスプレッドが狭いドル円から取引を始めるのがおすすめです。
👉 参考:みんかぶFX|スプレッド比較
初心者へのアドバイス
- 「手数料無料」=コストゼロではないことを理解する
- スプレッドが狭い通貨ペア・業者を選ぶ
- 取引スタイル(短期or中長期)によってコストの影響が変わる
まとめ
- スプレッド=買値と売値の差で、実質的な取引コスト
- 国内業者は手数料無料が主流だが、スプレッドで差が出る
- 初心者はまずスプレッドが狭いドル円から取引を始めるのがおすすめ
👉 明日は「FX初心者が失敗しないための3つのルール」を解説します!
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