こんにちは!
主要通貨シリーズの6日目は、カナダドル円(CAD/JPY) を紹介します。
カナダドルは「コモディティ通貨(資源国通貨)」の代表格で、特に原油価格との相関が強いことで知られています。
そのため、エネルギー市況や北米経済を意識しながら取引する必要があります。
カナダドル円とは?
カナダドル円は、カナダドル(CAD)と日本円(JPY)の組み合わせです。
カナダは世界有数の資源大国であり、特に原油や天然ガスの輸出に依存する割合が高い国です。
そのため、資源価格の動向がカナダドルに直結します。
カナダドル円の値動きの特徴
- 原油価格との連動性が高い
カナダは産油国であり、原油高=カナダドル高、原油安=カナダドル安となる傾向があります。 - 北米経済の影響を受けやすい
カナダは米国との貿易依存度が高いため、米国経済指標や金融政策にも敏感に反応します。 - 比較的穏やかだが急変もある
普段は安定している一方、原油価格が急落すると大きな下落が起こることもあります。
👉 関連記事:ユーロ円(EUR/JPY)の特徴|安定感のあるクロス円通貨ペア
初心者にカナダドル円がおすすめな理由
- 比較的安定した値動き
ポンド円のように乱高下は少なく、ドル円に近い落ち着いた動き。 - スワップポイント狙いも可能
日本円との金利差がプラスであれば、買いポジションを保有してスワップを得やすい。 - 資源や経済の学びにつながる
原油や北米経済をチェックする習慣が身につくため、FX以外の知識も広がる。
トレードスタイル別のポイント
- 短期売買(デイトレード)
値動きは大きくないため、安定した取引練習に向く。 - 中長期投資
原油価格や米国経済の流れを読みながら、トレンドフォロー戦略を取りやすい。
カナダドル円を取引する際の注意点
- 原油市場を必ずチェックする
WTI原油価格はカナダドルの先行指標となりやすい。 - 米国経済指標の影響も意識する
カナダは米国との結びつきが強いため、米国の雇用統計やFOMCも注視。 - 資源依存ゆえのリスク
原油安局面では下落が続きやすいので注意。
👉 参考:カナダ銀行(Bank of Canada)公式サイト
まとめ
- カナダドル円は原油価格や北米経済に大きく影響される通貨ペア
- 値動きは比較的穏やかで初心者にも扱いやすい
- 中長期投資やスワップポイント狙いの戦略に向いている
- ただし資源価格急変時はリスク管理を徹底する必要あり
👉 明日は「スイスフラン円(CHF/JPY)」を紹介します!
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